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【症例報告】HIKARI FORM 使用 4 ヶ月:25 歳成人女性における上顎前突および歯軸傾斜の改善

  • 7月21日
  • 読了時間: 2分

1. 患者基本情報

  • 年齢: 25 歳(女性)

  • 歯列期: 成人全恒永久歯列期  

  • 主訴: 上顎前突(出っ歯)および前歯部の審美障害。初診時の臨床測定において、オーバージェット(Overjet)は 5mm であり、上顎中切歯の顕著な唇側傾斜(Labial Inclination)を認めた。


2. 治療計画および経過

  • 使用型番: HIKARI FORM

  • 治療メカニズムと臨床戦略:

    • 成人に対する口腔筋機能訓練(MFT)の応用: 筋機能矯正は小児限定という概念を覆し、成人の骨格・筋構造へアプローチ。HIKARI FORM の咬筋張力誘導と口唇閉鎖性向上により、口周筋のバランスを再構築する。  

    • ルートベクトルコントロール(Root Vector Control): 独自設計のデュアルピーク構造が適切なトルクを与え、上顎前歯の唇側傾斜(過度な前傾)を的確に修正(Torque Control)。  

    • 咬合平面的改善(Spee 線の平坦化): 下顎 Spee 曲線(Curve of Spee)を無理なく平坦化し、前歯部の咬合干渉を解除して内収のためのスペースを確保する。

  • 装着指示: 毎晩就寝の 1 時間前から翌朝まで装着、4 ヶ月間継続。  


3. 治療結果と改善のポイント(4 ヶ月間の比較分析)

  • オーバージェットの確実な縮減: わずか 4 ヶ月の装着により、オーバージェットが 5mm から 3mm へと順調に内収 した。

  • 歯軸傾斜と咬合平面的改善: 上顎前歯のトルク(Torque)が劇的に改善して正常なトルク角度へ戻ると同時に、下顎 Spee 曲線が完全に平坦化され、理想的な咬合幾何学関係が構築された。

  • 後続矯正の極小化(アライナー矯正とのシナジー): 肌機能装置による前準備(Pre-orthodontic Trainer)を完了させたことで、後続のマウスピース矯正(Clear Aligners)を極めて軽微な調整のみにとどめることが可能となり、全体的な治療期間と費用を大幅に削減できる環境が整った。

  • 高い快適性と優れた順応性: 医療用ノントキシックシリコンと人体工学デザインにより、成人患者であっても夜間装着時の異物感や圧迫痛がなく、高いコンプライアンス(継続率)を維持した。  


4. まとめ

本症例は、骨格的成長が完了している 25 歳成人の上顎前突症例においても、HIKARI FORM が極めて高い有用性を発揮することを示している。筋力学の再構築と精密なトルクコントロールにより、わずか 4 ヶ月で Spee 線の平坦化と前歯の内収を達成した。HIKARI システムは、小児の早期予防矯正のみならず、歯科医師が成人におけるコンビネーション矯正(アライナー矯正との併用)を行う際、治療プロセスを大幅に簡略化し成功率を高める最強のアドバンスド・ソリューションである。  


 
 
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